業界を支配する巨大企業が、その優れた企業戦略ゆえに滅んでいくジレンマの図式を分析し、既存事業を衰退させる可能性を持つ破壊的イノベーションに対して、経営者はどう対処すべきかを解説する。2000年刊の増補改訂版。
ここで取り上げているイノベーションとは、技術イノベーションの事ですが、技術的経営的に優秀な企業であっても、その優れた企業戦略故に滅んでいく事を見事に示した本。技術には、性能向上をひたすら目指す持続的技術と、性能は劣るが、新興マーケットに受け入れられる破壊的技術があり、持続的技術を追求せざるを得ない優良企業は、結局はこの破壊的技術によって滅ぼされてしまう。では、どうすれば良いのか。含蓄に富んだ内容が書かれている、非常に有用な一冊です。続編の「イノベーションの解」もお薦め。