EHR(連携型電子カルテ)の国家戦略から始まり、電子看護記録、クリニカルパスをはじめ救急部門ですら患者の流れが改善した実例、バーコードやオーダ時のアラートがミスを減少させた実例、医師が次第に使用に慣れていった経過、電子記録を法的記録とする方法など、数値や具体例が満載の実践的IT導入書を病院現場の医療情報技師がわかりやすく翻訳。
拙訳本で恐縮ですが、病院業界の内情(ITに対する医師の特性)や、医療ITプロジェクトの実践方法が書かれており、医療業界に参入を考えているITベンダー企業の方には必読の本と思います。