大企業の下請けに安住していたために、国内産業空洞化と不況により一時は倒産の危機にまで追い詰められた長野県のコイル製造会社社長が、「決してノーと言わない」営業活動で技術を磨き、他の中小企業とのコラボや独自の広報・宣伝により下請け体質を脱却!自らの体験から、同じ立場の中小零細企業に向けて具体的なサバイバル方法を伝授するとともに、これからの日本がモノ造り国家として再生すべきこと、そのためには中小零細企業の技術が不可欠であることを説く。中小零細企業のみならず、日本全体に力強いエールを送る一冊。
中小企業が下請けから脱し、大企業の呪縛から解き放たれ、独自に生き延びていくためには、従来蓄積してきた技術、ノウハウを最大限活用し、ニッチの分野でオンリーワン、ナンバーワンの製品を造り上げていくことが一番重要である。
そのことによって大企業と対等に、或いは優位な立場に立てるわけで、筆者はそのことに気づき、永年かけて悪戦苦闘の末、これを見事に成し遂げた。その具体的な手立てが七つの項目で正鵠を得た内容で整理されている。